どうしても気分が乗らない日は、、、

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「今日はどうしても気分が乗らない」
「明日頑張れば良いや」
と、YouTubeを開いてしまうあなたには
今日の話をぜひ聞いてほしいです!
 
入試本番がが近づいたり、
思っていたように勉強ができない時は
毎日ストレスを感じるものですよね。
 
そんな生活の中ではついつい
ストレスを発散すると言う名目で
YouTubeを見て夜更かしをし、
SNSの投稿に目を向けてしまうことが
あるのではないでしょうか。
 
特に国公立を目指す人であれば
たくさんの科目を同時に
取り組まないといけないので
本当に前に住んでいるのかどうかが
わからない不安を感じることでしょう。
 
そして擦り減った精神状態で帰宅した時、
疲労回復には睡眠時間に充てた方が
良いのはわかっているものの
無駄な時間を過ごしてしまうと言うことがよくあります。

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それではどうしたら良いのか。
今日はその話をしていきたいと思います。
 
結論から申し上げると
ポイントになるのは朝の過ごし方である
ということです。
 
朝起きた時1番最初に
考えたことがプラスであるかマイナスであるか
が1日のメンタルを大きく左右すると言われているのです。
 
前日の夜に無駄な時間を過ごしてしまえば、
朝も倦怠感を患うことになるでしょう。
そうして始まった1日はさらに疲れが溜まりやすく、
また夜更かしをすることになるという、
負の連鎖に陥ってしまうのです。
 
対処法としては、
朝の過ごし方を明確に決定しましょう。
その中で1つお勧めしたいのが
散歩をすると言うことです。
 
散歩をすることで受験勉強でいっぱいいっぱいだった
自分から少し距離をとってどうして頑張っているのか、
大学に入って何をしたいのかを
考えられるようになります。
 
そして始まる1日はその後にも
良い効果をもたらしてくれるのです。
 
そうはいっても、
朝軽い散歩をするだけで
少し早く起きないといけませんよね。
そこは、
 
「そんな時間作れないよ」
 
と思うのではなく、
夜早く寝る口実にしてみてください。
明日の朝から散歩だから
帰ったらすぐに寝ようと自分で決めることが
できていれば少しは夜更かしをすることに対して
ためらいの気持ちが生まれるはずです。

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強調しておきたいのは、
明日の朝から早く起きることです。
早起きをすれば自然と夜はすぐに眠気が来ます。
それをぜひ活用してみてください。
 
それではまた!

正しい計画の立て方

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「立てた計画は結局守れない」
「気づいたら計画を無視して自分で勉強していた」
 
そんな経験は皆さんにはありませんか?
やる気が出始めた時に計画を立てる事は
よくあると思いますが、
それを持続して取り組め続ける事ができないのが
難しいところですよね。
 
今日は計画倒れしない
性格別の計画の立て方を紹介していきます。
 
そもそも学校で計画の立て方を
学んだことがありませんよね。
夏休みであっても計画表を配って
後は本人まかせと言うことが
多いのではないでしょうか。
ですが最近の研究では性格によって
計画の立て方に向き向きがあると
いうことが判明したそうです。
 
これは今度ドラマ化されると言われている
ドラゴン桜2」で紹介されていたもので、
拡散型と呼ばれる人と保全と呼ばれる人の
2つのタイプに大別されるという話でした。
 
自分たちが拡散型であるのか
保全型であるのかを判断するテストが
あるのでそれをもとに考えてみてください。
 
テストといっても簡単でたった1問の質問に答えるだけです。
 
本を読むときは1冊ごとに終わってから読むのか
同時並行で何冊も読むのかどちらですか?
 
少し考えてみるようにしてみてください。
 
ここで1冊終わるまで次の本に手を出さないと
答えた人は保全
 
同時並行で何冊も読むと答えた人は
拡散型とされます。
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保全型の人の特徴と計画の立て方

保全型の人は1つのことを終わらせて次のことに進んでいく
というやり方で物事を進めていきます。
十分な準備をして綿密な計画を立てるのが保全型の人の特徴です。
 
保全型の人は、
1日ごとのノルマを作る、
今持っている問題集を徹底的に熟す、
今日やったことを友人に報告する
といったやり方で勉強進めるのが良いとされています。
 

拡散型の人の特徴と計画の立て方

一方たくさんの他の人はやってみたいことを
思いついたらどんどん体験してしまうような人です。
興味が向くままにすぐに行動してしまうような人が
拡散型の特徴と考えられます。
 
拡散型の人は
5日単位でノルマを設定して実行するようにする、
憧れている人をロールモデルとして参考にする、
少し難しい問題をやってみる
ということをするのが向いていると言われています。
 
 

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それぞれの取り組み方は対極的で、
性格によって実行しやすい取り組み方と言うものがあります。
自分に合ったやり方を見つけられるように
様々試してみるようにしてください!
 
それではまた!

計算ミス撲滅戦法

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「計算ミスで大量減点」
「計算ミスさえしなければ8割とっていた」
 
数学をやる上で計算ミスをしてしまう事は
避けて通れない道と言えるでしょう。
今まで計算ミスをした事ない人なんていませんよね?
 
ですが、計算ミスが軽く見てはいけません!
計算ミスの1点が合否を分ける1点になりかねないのです。
 
計算ミスすることが当たり前になって、
何もせず放置してしまっていると
後々取り返しのつかないことになってしまいます。
そうなってしまう前に
今日は計算ミスを撲滅する方法をいくつか紹介しますね!
 
①計算途中で検算
目的地に到着したいときに
目印をヒントにゴールを目指す事は多くなると思います。
予想していた目印を見つけることができれば
自信を持って今進んでいる道が正しい事を実感できるはずです。
 
とてつもなく長い計算過程の中でも
途中で間違っていないのかを確かめて
みがら進める方法は有効なのではないでしょうか。
 
多少面倒でも正しく計算できているかを
少しずつ確認しながら進めることで精度を上げられます。
 
その方法として簡単なのは
変数に適当な数を入れてみたり
簡単に図形を書いてみるということが挙げられます。
 

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②してしまった計算ミスをストックする

自分がやってしまう計算ミスには案外傾向があるものです。
例えば私で言うと方程式を移項しようとするときに
よく掛けるのか割るのかを間違えてしまうことがありました。
自分でも信じられない位単純なミスなのですが、
案外多くやってしまっていたのです。
 
これは過去に自分がなってしまった計算ミスを
ストックしてどういうミスをしやすいのかを分析することが
できたからこそ発見できたのです。

そして同じことを東大理Ⅲに通いながら

司法試験に合格した河野玄斗さんの

「シンプルな勉強法」という書籍の中で

話されていました。

 
意識的に気をつけるしかないと
考えがちな計算ミスですが、
そこにも自分の色は現れてきます。
それを分析できればミスと言うものは
減らすことができるのではないでしょうか。
 

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いつかやらなきゃ
思っていることであるはずです。
そうであるのなら今すぐに始めましょう!
 
それではまた!

国公立二次・私大対策を始めよう!

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「二次試験は秋からでいいや」

「こんな問題まだは難しすぎる」
 
受験生と接していると大半の生徒がこのようなことを考えます。
完璧にできるようになってから
過去問を取り組もうとしているのです。
 
ですが、皆さんは赤ん坊の時に初めて立ち上がり、
歩けるようになったのは
歩くための準備ができたからではないと思います。
 
立てるかどうかもわからないけどとにかく何度も何度も
繰り返し立ち上がろうとした結果今当たり前のように立ち、
歩けるようになっているはずです。
 
二次試験や私大試験の問題についても同じことが言えて、
いつかそのレベルに到達してから取り組もうと考えていては
できるようにはなりません。
 
なのでまずは1回分でも
得意な科目だけでも構わないので
解いてみるようにしてみてください。
 

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過去問をできない時からやってしまうのはもったいない
 
そんなふうにお考えかもしれませんが、
むしろ大事なのは過去問を解いてみた後です。
 
学問を解いてみることでどのような形式で問題が出されるのか、
あるいは苦手な出題形式などを分析することができ、
何をこれから取り組まなければならないのかを見定めることができるのです。
 
また、模試で間違えてしまった時や問題集を解いてみるときに、
過去問で出題されやすい形式に合わせて
学習の強弱をつけることができます。
そうすることで取り組む
勉強の質を向上させることもできるのです。
 
だからこそ過去問を最後の仕上げとして
残しておくのはとてももったいないことであるといえます。
 
最初から出来なくて大丈夫です。
0点でもいいくらいです。
そもそも過去問が解けるのであれば
試験本番までそんなに勉強する必要は無いのです。
 
勉強する理由は試験本番で合格点以上の
得点を取ることであるはずです。
そのための戦略立案をする手助けに学問はなります。
 
恐れることなく一歩目を踏み出してみてください!

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赤本には傾向と対策をまとめられたページもあります。
そういうものも参考にして
学習のヒントにするのが良いと思います。
 
それではまた!

「できる奴」の質問の仕方

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「こいつはよくできるな」
「この子は成績伸びそう」
 
生徒から質問を受けるときにそのように感じることがよくあります。
特にどういう生徒に対してそう思うのかなど
様々な質問を受けてきた私の経験からどういう考えを持つ子が
成績を伸ばすことができるのか
と言うことを今日は話していきたいと思います。
 
まず、どうしても成績を伸ばすのが
難しくなってしまう生徒の例として、
質問に対して答えを1対1で求めようとする
生徒というのが挙げられます。
 
「これがわかりません」
「この問題の答えを教えてください」
 
このように答えや解説だけを求めようとする生徒は、
少し数字や問題形式を捻られただけで
できなくなってしまうことがよくあります。
 
結果を知ろうとするだけで、
表面的な理解を積み重ねていくだけの学習スタイルが、
忘れてしまうことを助長してしまうだけではなく、
難問に差しかかったときの応用力を鍛えることができません。
 
理論を突き詰め、
他の問題でも使えるような根底からの理解
というのが難関大を目指す生徒であるほど必要な考えであります。
 
ではどのような質問をされるとこなくはよくできると感じるのか。
 
それは問題に対して自分の考えや納得のいかない理由
まで明確にできている生徒です。

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「この公式を使ったができないのはなぜですか」
「このやり方でも問題ないですか」
 
そんなふうに解いた問題に対して
それ以上のものを得ようとしている生徒
というのが成績を伸ばしていけるような生徒である
と言うふうに感じています。
 
そんな質問ができるようになるには
しっかり勉強しないといけないのは確かですが、
1つ目安を今日は提示したいと思います。
 
それは、人に教えられるようになることを
ゴールにすると言うことです。
 
これは永野裕之さん著
「東大教授の父が教えてくれた頭が良くなる勉強法」
にも取り上げられていた内容です。
 
人間はインプットするものよりも
アウトプットする内容の方が記憶に残りやすいのです。
 
と言うことで今日も最後に
今すぐできるファーストアクションの
コーナーで締めたいと思います。

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1人で勉強している時でも、
できなかった頃の自分に教える時のように
論理立てて説明する意識を持ってみるといいと思います。
 
私も生徒によく説明をしますが、
自分が前提としていることと生徒が
身に付けているレベルとの間にギャップがある
とうまく伝わらないことがあります。
案外やってみると難しいものですので、
試してみてください!
 
それではまた!

記憶のメカニズム

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「これ一回やったのに、、、」
「俺は記憶力悪いから」
 
人間である以上ものを忘れてしまうのは必然といえます。
そしてそれは勉強をしているときに
強く痛感することなのではないでしょうか。
 
昨日やったものでもうまく自分で再現できなかったり、
断片的にしか覚えることができていなかったりすると
どうしても嫌な気分になってしまいます。
 
ですが、忘れっぽい自分を責める前に
人間はものを忘れる動物であるという
前提を受け入れてください。
 
仮に人間が目にしたもの
全てを忘れることなく記憶しようとした場合、
人間の脳は数分間でパンクすると言われていいます。
 
つまり、ものを忘れるからこそ人間は生きていけるのです。
そこに対して自分を責めてしまうのはナンセンスなことです。

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だからといって
今の受験制度を批判するわけにもいかないので、
今日は効率よく覚えたいものを
記憶するメカニズムを紹介していきたいと思います。
 
人間はものを忘れると言いましたが、
記憶をするメカニズムもあります。
1日にまとめて覚えようとするより
何日かかけてこまめに触れていく方が記憶に残りやすい
というのは皆さんの経験上実感できること
なのではないでしょうか。
 
こういった、人間の記憶のパターンを理解し
応用することができれば
スムーズに暗記したいものを暗記できるようになります。
 
逆に自分のセンスだけでやろうとしてしまっていては
いつまでたっても覚えることができず、
自己満足で終わってしまいます。
 
人間が記憶をしようとする状況と言うものは様々あります。
その中でも勉強で使えるものを今日は2つ紹介し、
実践できることを最後にお教えします。
 
①記憶に残りやすいのは忘れそうになったとき
勉強する時よく勘違いされやすいのか、
忘れてしまう前に復習をするというやり方です。
 
まるでコツコツとお金を貯めていくように、
困る前に手を打っておこうとする
日本人らしいやり方かもしれません。
 
ですが、実際に記憶に残りやすいのは、
忘れかけているタイミングです。
 
脳は忘れようとしていた途中で
もう一度同じ情報に出会うと
「これは重要な情報なのだ」
と認識するようになります。
 
ですが忘れそうになる前に取り組んでしまっては、
それを重要な情報として認識しなくなります。

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②質問形式で出されると覚えやすい
なんとなく教科書を読んで覚えようとしている人も
中にはいるかもしれませんが、
読み流しているだけでは覚えることができません。
大切なのは質問形式で、
自分の頭を使わなければ答えられないようなやり方にすることです。
問題に答えようとする時は頭を能動的に使います。
 
ですが文字を眺めているだけでは
脳は受動的に働きます。
能動的に働いた刺激が後々記憶に残りやすくなりますので、
覚えたいものは質問形式で記録をしておくようにしましょう。
 
最後に、上記の2つをプログラムとしてまとめたアプリを
紹介しておしまいにしたいと思います。
これは私が受験勉強の時に愛用させていただいた
メンタリストDaiGoさん監修の
「分散学習帳」というアプリです。
 
これは覚えたいものを質問形式で登録することができ、
毎日のタスクとして取り組むものを
表示してくれる画期的なアプリです。
また、自分の記憶度合いによって出題する頻度を
アプリが自動的に計算してくれます。
 
ぜひ一度試してみて下さい!
 
 

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このような周期的な取り組みについては
人間よりも機械の方が正確です。
機械が得意なものは機械に任せて、
効率化していきましょう!
 
それではまた!

数学ⅠA・ⅡBと数学Ⅲの並行の仕方

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国公立理系であれば、数学Ⅲまで試験で問われることがほとんどです。
 
「手に追いきれない」
「手をつけないとすぐに忘れてしまう」
 
こんな悩みは数学Ⅲまでやる以上、
誰もが一度は抱えた悩みでしょう。
実際私も同じことで長い間苦しめられました。
1次試験(当時はセンター試験)では数学Ⅲは出題されないので、
模試の直前やセンター試験1ヶ月前はとにかく
数学ⅠA・ⅡBばかりをやっていました。
 
さらに、
高校3年生で初めて数学Ⅲを習うとなると、
もっと大変です。
受験本番が迫ってくるプレッシャーに加えて、
新しいことを学ばなければなりません。
 
そうなると、
どうしても数学の学習は偏ってしまい
数学Ⅲをやれば、センター試験型の得点は落ち、
ⅠA・ⅡBに凝ってしまうと、
2次試験や私大の対策で手も足も出なくなります。
 
それでは諦めるしかないのか?
と言われれば、当然そんなことはありません。
 
どうしたら良いのか。
 
学校の学籍番号はみなさん覚えていますか?
ちなみに私は、もう忘れました。
ですが、高校生の時は確実に覚えていました。
そしてみなさんも、今ならきっと覚えているはず。
 
それは、「ほぼ毎日使うから」なのではないでしょうか。
一方私は高校卒業以降、一回も使わなくなり、忘れました。
 

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つまり、忘れてしまうのは、
「使っていないから」
というたったそれだけの理由なのです。
 
「コツコツやるのが面倒くさい!」
と、投げやりになってしまうから、
後から何倍もの負担になって返ってきてしまいます。
 
ここまで話せば察しのいい人は
私がないを言いたいか気づいたかもしれません。
 
毎日どれだけ少なくとも触れる
ということをしてみてください!
 
苦手な分野を集中的にでも良いですし、
サイクルを作って順々にやるのも良いでしょう。
とにかく偏る日を作らないようにして欲しいです
 
ですが、人間決意してもなかなか実行に移せない生き物です。
なので最後に、今日からできるファーストアクションとして、
仕組みを作るようにしましょう。
自分の長続きしない意思に頼るのでは安定しません。
 
 

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例えば、
お昼休みに図書室で、
まず取り組むのは数学ⅠA・ⅡBの問題集
こんな感じでしょうか。
ぜひ試してみてください!
 
それではまた!