数学ⅠA・ⅡBと数学Ⅲの並行の仕方
国公立理系であれば、数学Ⅲまで試験で問われることがほとんどです。
「手に追いきれない」
「手をつけないとすぐに忘れてしまう」
こんな悩みは数学Ⅲまでやる以上、
誰もが一度は抱えた悩みでしょう。
実際私も同じことで長い間苦しめられました。
1次試験(当時はセンター試験)では数学Ⅲは出題されないので、
模試の直前やセンター試験1ヶ月前はとにかく
数学ⅠA・ⅡBばかりをやっていました。
さらに、
高校3年生で初めて数学Ⅲを習うとなると、
もっと大変です。
受験本番が迫ってくるプレッシャーに加えて、
新しいことを学ばなければなりません。
そうなると、
どうしても数学の学習は偏ってしまい、
数学Ⅲをやれば、センター試験型の得点は落ち、
ⅠA・ⅡBに凝ってしまうと、
2次試験や私大の対策で手も足も出なくなります。
それでは諦めるしかないのか?
と言われれば、当然そんなことはありません。
どうしたら良いのか。
学校の学籍番号はみなさん覚えていますか?
ちなみに私は、もう忘れました。
ですが、高校生の時は確実に覚えていました。
そしてみなさんも、今ならきっと覚えているはず。
それは、「ほぼ毎日使うから」なのではないでしょうか。
一方私は高校卒業以降、一回も使わなくなり、忘れました。
つまり、忘れてしまうのは、
「使っていないから」
というたったそれだけの理由なのです。
「コツコツやるのが面倒くさい!」
と、投げやりになってしまうから、
後から何倍もの負担になって返ってきてしまいます。
ここまで話せば察しのいい人は
私がないを言いたいか気づいたかもしれません。
毎日どれだけ少なくとも触れる
ということをしてみてください!
苦手な分野を集中的にでも良いですし、
サイクルを作って順々にやるのも良いでしょう。
とにかく偏る日を作らないようにして欲しいです!
ですが、人間決意してもなかなか実行に移せない生き物です。
なので最後に、今日からできるファーストアクションとして、
仕組みを作るようにしましょう。
自分の長続きしない意思に頼るのでは安定しません。
例えば、
お昼休みに図書室で、
まず取り組むのは数学ⅠA・ⅡBの問題集
こんな感じでしょうか。
ぜひ試してみてください!
それではまた!