数学苦手という圧倒的不利

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「数学は苦手だ」
「他の科目で補えば良いか」

 

数学が苦手なことをどこかで諦めてしまい

他の科目で補おうとしている人が

よく見かけられます。


もちろん英語や理科で

その得点をカバーできる事は

素晴らしいことです。

ですがそれに成功している人を

少なくとも私はあまり見たことがありません。

 

数学ができないのは

筋肉がないのと同じ状況だ

と考えてください。


「私は筋肉がなくても良い」
そう言っている人はもちろん

部活で運動部に入れば不利になりますし、

そうでない場合においても日常生活において

筋肉さえあれば解決する問題を

人に頼らないとできない状況に陥ります。


筋肉とはいわばインフラです。

それがあることで基本的な人間の行動を

難なく解決してくれます。

 

なので、数学と言う科目は

試験の配点以上に

試験の得点の割合を占めているのです。

 

もう少し具体的に話をすると、
例えば波動や力学では三角関数を使います。
力学は大学に行けば微分積分を使いながら

解くことになりますが、

深く理解するのでは高校においても有用です。


他にも物理の電磁気学では

数列の知識をよく使います。


さらに言えば、

化学の計算問題では複雑な数の計算を

しなくてはならないので

やはり数学が絡んできます。

 

大きな話をすれば、

物理や化学で言及される分野や

開発されるものというのは

数学が十分に解明されている

状態でなければなりません。

 

エンジンの効率を上げるのにも

結局数学の力が必要ですし、

医療系の実験をするにしても

数値が絡んできます。

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このように様々な場面で

関わってくる数学は、

苦手な状態で置いておくと

想定している以上の失点に

つながってしまうのです。

 

ではどうすれば良いのか。

答えは毎回の問題を

最後までちゃんと解ききるということです。

 

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、

問題を解こうとするときに最後まで解ききらず、

やり方がわかったから計算をしないで終わらせる

ということをしませんか?

 

特に学校の期末試験とかで時間がない時に

そうしたりするのではないでしょうか。

 

実際に私が見ていた生徒で、

問題を最後まで計算せずできそうだから次に行く

というようなやり方をしている子がいました。


そうやっていれば理解はできても

得点はもらえないことになってしまうのです。

 

確かにときには解き方だけを

身に付けるためにそのようなやり方も

有効な場合もあります。


ですが基本的には

しっかり最後までやることを強くお勧めします。

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筋肉をつけたいなら

筋肉に負荷をかけて

さらに強い筋を作りますよね。


同様に数学の計算力においても

ちゃんと最後までやりきるようにしていきましょう!