模試のふり返り、していますか?

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「やらないといけないことはわかっている」
「でもついつい後回しにしてしまう」

模試の振り返りとはそういうものですよね。


特に国公立理系志望であれば

朝早くから夜遅くまで缶詰状態で試験を受け、

くたくたの状態で家に帰ります。

 

そして翌日からは学校。

忙殺される毎日ではなかなか時間をとって

模試の復習ができない気持ちはとてもよくわかります。

 

ですが模試の振り返りをしないという事は、

いわば間違ったプログラムを

何度も実行しようとしている無意味な行動と等しいと

考えてください。

 

プログラミングをやったことがない人でも、

間違ったプログラムを何度実行しようとしても

うまく作動しないと言う事はなんとなくわかると思います。


ここで言う所の振り返りをしないと言うのは、

プログラムがうまく実行されない事は

分かっているのにプログラムを書き換えないという

選択をしているということです。

 

それでは成績は伸びませんよね。
そして恐ろしいことに、

模試の得点だけを見て悲観的になってしまっているのでは、

たとえ何年時間をかけたとしても

その状況から抜け出すことができないのです。

 

それではどのようにして

模試の振り返りをすれば良いのか。

最低限やってほしい3つのことを紹介していきます。

 

①時間無制限で解き直してみる
②教科書参考書を見ながら解き直してみる
③解説を読んで理解する

 

大きく分けるとこの3つをやっていただきたいです。


そもそも模擬試験というのは

試験本番で出されるレベルと時間で

設定されていることが多いです。

 

それをまだ発展途上である今のうちから

時間内にとこうと思うのは現実的ではありません。


そこで自分の課題が何であるのかを

あやふやにしたままでは

何をしていいか見えてこないでしょう。


なので、自分には時間さえあればできるのか

ということを試すために

まず時間を無制限にしてみます。

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続いて公式や知識が完璧に覚えることさえできていれば

解けていたのかを測るために

参考書や教科書を見ながら解き直してみます。


そして最後にそれらでもできないのであれば

正直に新しい知識として自分のものにする

ということをやるのが良いと思います。

 

 

膨大な量がある模擬試験では

ついつい自分の課題を明確にするのを怠ってしまいがちです。

ですが自分の現状を診断できる数少ないチャンスになります。

ぜひそのチャンスを最大化できるように

面倒くさがらずやってみてください。

 

そうすれば自分のプログラムのどこに誤りがあって、

どう修正すればよかったのかが見えてくるはずです。

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合格と言うものはこういう

細かいことをコツコツと修正していくことで

つかむるようになります。

 

一気に成績を伸ばすなら

振り返りにはしっかり時間をかけましょう!