予習しやすい科目:数学

f:id:Mathma529:20200907163739j:plain

中高一貫の高校の合格実績が非常に良いのは

どういう理由があるのだと思いますか?


「もともと頭が良い」
「よくできる人間を抽出している」

 

受験フィルターで絞られた生徒たちであるので、

そのことも否めないのではありますが、

学校の指導方針にもその秘密はあるはずです。

 

高校生である自分たちには

全く関係のない話かもしれませんが、

受験ではこのような人たちと同じ土俵に立って

戦わなければならないのです。


さらに言えば

現役合格を目指すのであれば

浪人生たちとも戦わなければなりません。

 

あと数点で不合格になったのにもかかわらず

もう1年後には強い、

志望校合格を目指す人だってたくさんいます。


そんな人たちと関わり合い、

現役で合格するためにはやはり

時間との勝負である事は言うまでもない話なのです。

 

時間が足りずに本番に臨むことになってしまっては、

浪人をするか、行きたくもない大学に進学することになります。


本気で志望校に合格したいと考えているのであれば

この先も読んでみてください。

 

今日話したかった内容は、

そんな限られた時間の中で

どう高校の3年間を過ごしていたがかという話です。

 

f:id:Mathma529:20200907163801j:plain

毎日の授業でたくさんのことを学びますね。

その繰り返しなのですが、

工夫次第で圧倒的に有利な状況を

高校3年生になった段階で作り出すことが可能になるのです。

 

高校3年生になるまでに目指して欲しいのが

主要3科目である国語数学英語の

基礎を完成させるということです。


無茶なことかもしれませんが、

これら3科目は本当に成績を伸ばすのが大変で、

何より時間がかかります。


勉強しているのに成績が伸びないなんていう

ストレスフルな状況には陥りたくないですよね。


そのためにも

主要3科目を高校1、2年生の間にやり切ってしまうことを

強くお勧めします。

 

 

それではなぜ主要3科目というのは

成績を伸ばしにくいのでしょうか。

私なりには、できるようになるまでの

アウトプットが圧倒的に必要であるから

だと考えています。


理科や社会は問題に対して

最悪知識や公式が頭に入っていれば解ける問題も

多く存在します。

ですが国語や英語、数学はそうはいきません。


覚えた後にどうそれを使うのかまで

自分のものにしなければならないのです。

 

そして数学に焦点を当てるとすれば、

問題集を圧倒的に熟す必要がありますよね。


なので、いかに早く自分で一通りの数学の学習ができるか

がポイントになるのです。

f:id:Mathma529:20200907163950j:plain


ここで中高一環の生徒が

なぜ優秀な合格実績を出せるのかと

いう話に戻ります。


学校のカリキュラムとして

彼らは高校2年生までの間に

数学Ⅲの内容まで履修しているのです。


これは公立高校では考えられないですよね。

 

だからこそ自分で数学は勉強をしないといけないのです。

幸いなことに現在では大変わかりやすい参考書や

動画が溢れかえっています。

自分で教科書を見て無理に予習をしようとしなくても、

楽しく学べるコンテンツはたくさんあるので、

そのようなものを使いながら

自分で予習をするようにしてみてください。

 

そうすれば高校3年生になった時に

ライバルがちょっとやそっとでは届かないくらいの

レベルの違いに到達できるようになります。

f:id:Mathma529:20200907164126p:plain

自分が楽しく継続して取り組める教材であれば

何でも構いません。

 

始めることが何より大きな差を生み出します!