やる気を引き出す2つのパターン
「どうしても長い時間努力を続けることができない」
「三日坊主で全部投げ出してしまう」
大学受験と言う膨大な範囲の中から
出題されるものが対策をするには
高校1、2年のうちから勉強しなければなりません。
特に国公立理系を目指している皆さんは
私立を志望している人に比べて
圧倒的に取り組まなければならない科目数が多いです。
「昨日頑張ったから今日はこの辺でいいや」
「3年生になったタイミングで本気出せばいっか」
そんなことを考えていれば
いつまでも変わらないと思っていて下さい。
受験生を見ていると
毎年秋から冬にかけて焦りだす生徒が多発します。
不安でどうしようもなく、
話をしに来る人がいるのですが、
それは残された時間に対して自分ではどうしようもないから
気休めとして人と話しているように私には映ります。
そうなってしまう前に
自分で継続して取り組めるノウハウを
確立させることを強くお勧めします。
今日はそんな長期的に努力を続けられる方法
についてお話をします。
皆さんは次のうち
どちらの方にモチベーションを感じるでしょうか。
憧れている先輩や大学のことを思い浮かべながら取り組む
目の前のことをコツコツこなし成功体験を感じる
いかがでしょうか。
これはどっちが良いと
かどちらが悪いと言うわけではなく、
状況に応じて切り替えることが
良いとされているということを
是非知っていただきたいのです。
過去に行われた実験の中で、
経営者を被験者として上の2つのパターンの
モチベーションでどちらの方が継続しやすいか
ということが試されました。
結果としては目の前のことを
コツコツこなす方が続けやすい
ということになったのですが、
これらは状況に応じて使い分けをする方が
より効果的であることも判明しました。
どういうことかと言うと、
あまり思うように進められず、
調子が悪い時ほど目の前のタスクに集中し、
うまくいっている時ほど
自分の理想とする姿を思い描きながら進める
というやり方が良いと言う結果だったのです。
調子が悪い時に
理想を思い描いてしまうと
その理想と現実の自分と比べてみて
やる気を喪失してしまう可能性が出てくるのです。
なので、長期的に勉強することを続けるためにも
状況に応じた心のケアを心がけるようにしましょう。
まずはリズムを作るところから!
頑張りましょう!